連続立体交差事業は、道路整備の一環として、鉄道の一定区間を連続して高架化または地下化することにより複数の踏切を一挙に除却し、交通渋滞、踏切事故を解消するとともに、分断された市街地の一体化を図る事業で、抜本対策の中心的な役割を担っています。 現在、約60箇所で事業を実施し、「開かずの踏切」や「自動車ボトルネック踏切」などを除却しています。
■ 当該事業地区では開かずの踏切が11箇所(◎印の箇所)連続し、1日の自動車交通量が2万台を越える踏切で1日の遮断時間が9時間を超えるものが3箇所(黄色の箇所)もありました。
JR日豊本線(日向市駅付近)約1.7kmを高架化(平成18年12月高架切替)し、日向市駅を中心に土地区画整理事業、商業集積に向けた各種事業を一体的に行うことにより、まちの賑わいの創出、日向市にふさわしい都市景観を目指しています。
道路をオーバーパスして踏切を除却(平成16年3月)するとともに、JR春日駅周辺の交通結節機能の強化を図りました。
道路をアンダーパスして踏切を除却(平成16年7月)するとともに、周辺及び広域の交通円滑化に大きく寄与しました。