|
北九州市折尾地区の取り組みについて
メニュー
北九州市の沿革|折尾地区の歴史|折尾地区のまちづくりについて
折尾地区総合整備事業について
|
折尾地区は、背後圏の人口増加傾向、学生の多さなどでは県内トップクラスにあるにもかかわらず、駅周辺の商業サービスの魅力不足や駅周辺道路、駅前広場の機能低下など様々な問題を抱えています。
特に駅周辺では、鉄道3線による市街地分断、踏切による交通遮断から慢性的な交通渋滞が問題となっており、さらに駅周辺は平地が少なく、地形が複雑で鉄道による市街地分断もあって、面的整備が困難となっています。
※このような状況を改善するため、折尾駅を中心に、鉄道の立体化・幹線道路整備・面整備を複合的に行うことにより、交通渋滞の解消と交通安全の確保、住環境の改善、まちの一体化と回遊性の確保とともに、駅舎の統合、北側駅広新設による交通結節機能の強化を図る必要があると考えています。 |
|
折尾地区総合整備事業計画概要図 |
|
|
|
|
現況航空写真 |
|
|
|
|
国道踏切(筑豊本線・駅北側)現況 |
|
国道踏切付近完成後イメージ |
|
|
|
|
|
|
駅を中心としたイメージパース(北側よりの鳥瞰図) |
|
|
|
|
(1)JR筑豊本線・鹿児島本線(折尾駅周辺)連続立体交差事業
|
|
概 要: |
折尾駅周辺は、地区外延部を国道3号、国道199号、上津役本城線に囲まれており、鉄道をそのままの位置で立体化すると、筑豊本線・短絡線の2線がこの外延部道路に高さの面で支障し、施工が非常に困難です。さらに狭い市街地に鉄道3線が残ることになり、有効な土地利用の障害になります。
そこで筑豊本線・短絡線の2線を西側に約300m移設・立体化することとしました。(事業費比較により最も安価)
このことで外延部道路に影響なく、さらには駅部で3線すべてが高架2階レベルで整備され、駅舎が統合でき、乗り換え利便性が向上すると共に、幹線道路や駅前広場の効率的な整備が可能となります。 |
事業主体: |
北九州市 |
施行延長: |
JR筑豊本線 L = 2.4km(9箇所の踏切を除却)
JR鹿児島本線 L = 2.1km(「大規模改築立体道路の踏切見なし」3箇所:緩和採択基準) |
事業期間: |
平成16年度〜平成31年度 |
総事業費 |
約350億円(うちJR九州負担:約35億円) |
事業経緯: |
平成5年度〜12年度:各種調査実施
平成13年度:新規着工準備採択
平成16年10月:都市計画決定告示
平成17年3月:事業認可
平成17年度:JRと基本協定締結
平成18年度:工事着手 |
|
|
|
(2)折尾土地区画整理事業
|
|
概 要: |
連続立体交差事業により西側に約300m移設するJR筑豊本線・短絡線跡地を有効利用し、学園都市の玄関口として利便性の高い駅前空間の整備や質の高い住環境整備を行うため、JR跡地を含む約17haのエリアにおいて、土地区画整理事業を行うこととしています。 |
事業主体: |
北九州市 |
施行面積: |
約16.9ha |
事業期間: |
平成16年度〜平成34年度 |
総事業費: |
約200億円 |
|
|
|
(3)街路事業
|
|
概 要: |
折尾駅周辺は市街地整備が遅れ、道路整備が十分でないため、交通結節機能が十分に機能していません。
このため新たに北口駅前広場を整備するなど、望ましい道路網整備を行うこととしています。 |
事業延長: |
幹線道路 L=約2.3km
駅前広場 A=約1.0ha
補助幹線道路 L=約2.7km
歩行者専用道路 L=約0.3km
関連側道 L=約1.9km
取付道路L=約0.9km |
総事業費: |
約280億円 |
|
|
|